早稲田大学国際教養学部生「卒業後の進路」はどんな感じ?SILSは就活で不利になるの?
ずっと下書きばかり増えて記事を投稿していなかったのです。
気づいたら大学4年生の最後の授業も終わって、あとは卒業を待つだけになってしまいました。
そこで今回は早稲田SILS生の卒業後の進路についてと個人的な進路の話について書こうかなと思います!
SILS生の卒業後の進路事情
就職状況はどんな感じ?
実際に就職する人はどのくらいいるの⁉
国際教養学部生で実際に卒業後に新卒で働き始める人は卒業生のおよそ72%ほどだそうです。
文系の看板学部の政治経済学部は91%の学生が就職を選んでいるのと比べると就職する人は比較的少ないです。
しかし就職先にはGoogleやAmazonなども外資系企業がチラホラある上、
日系大手企業も名を連ねているので就職活動がやりづらい学部というわけでは全くありません
私自身は(日本で)就職・就活をするという選択肢を取らなかったため
詳しくSILS生の就活事情を書くことはできませんが、友人や先輩を参考にいくつかSILS生らしいなと思った進路や内定の取り方について紹介したいと思います。
SILS生はどうやって内定を取るのか?
1.留学後普通に就活する
多くの国際教養学部生は2年生の秋学期から3年生の春学期まで留学をしています。
そのため就活解禁前に日本で準備をする機関が他の学部と比べて少なくなってしまいがちです。
しかし、ほとんどのSP1の学生は他学部の学生と同じように就活して内定をGETしています。
2年秋学期から3年春学期にかけて留学していた私の友人たちも、帰国したらすぐに企業説明会に行ったり、帰国前からインターンシップに応募したりしていました。
留学の終了と就活開始が若干被るため帰国してからとても忙しそうでしたが、
忙しいくらい準備して計画を立てていた友人は超有名外資コンサルに就職してたので、「就活は忙しいけど不利ではない」が国際教養学部スタイルだと思います。
2.ボストン/ロンドンキャリアフォーラムに参加
英語ができる学生や国際志向の学生の間では超有名なキャリアフォーラムのいわゆる「ロンキャリとボスキャリ」は国際教養学部生の中でも有名です。
そこで内定を取れるかどうかは別として、ロンキャリ・ボスキャリに参加するSILS生はとても多いです。(他学部と比較して)
詳しいことはわかりませんが、留学後すぐな上に事前に履歴書を用意して、航空券・宿泊先の手配なども行わなくてはいけないので大変そうです。
(私はは留学帰国直後でめちゃくちゃ金欠だったので行きませんでした。親がポーンとお金出してくれてる子がうらやましかった(笑))
実際に帰国後に内々定もらっている人もチラホラいたので、自信があるなら行く価値はあるかなと、、、。
ただ「授業を休む」「お金がかかる」「準備が大変」という理由で行かない人も沢山いました。
個人的には、自分はそこで内定取れそうにもなかったのでいかなくてよかったと思ってます。
3.インターンを経て就職する人もいる
SILS生の中でも特に海外経験の多いSP1やSP2の学生に多いのが「インターンを経てフルタイムで就職」という方法です。
この方法は主に外資系企業やベンチャー・スタートアップへの就職を目指す人には一番良い方法かなと思います。
私も広い意味ではこの枠に入る気がします。
この就職方法は大きく分けて2つの種類があります。
です。
特に(1)の方法は在日外資系企業に就職をしたい人にとっては王道なので、在学中からLinkedInなどでインターン情報に目を通しておきましょう!
進学状況はどうなってるの?
国際教養学部の特徴の一つに大学院に進学する人が比較的多いというのもあると思います。
特にSP2の正規留学生は日本に残ったり、母国に帰ったりしながら勉強を続ける人が多い印象です。
私の友人も5人ほど日本や海外の大学院に進学する人がいます。
国際教養学部のいいところは英語でほとんどのプログラムが行われているため、海外大学院への進学のハードルが比較的低く感じられることです。
もちろん海外大学院進学は一筋縄ではいきませんが、
SILSから海外進学を目指す場合は「進学するのに必要な水準の英語力」は
日々の課題や授業をこなしていくうちに身に付けることができるので
海外進学がしやすいのではないでしょうか?
ちなみに、SILS生の進学先は早稲田大学・国際学術院が多いような気がします(私の友人の中にそこに進学する人が多いだけかも、、、)
その他にもアメリカ・イギリスをはじめとする英語圏海外大学院やその他ヨーロッパ諸国の大学院に進学している人も多いです。
一人知り合いに非英語圏に進学した人がいましたが、その人はめちゃくちゃ二外を頑張っていました。
進学先参照:
海外就職をする人はいるの?
結論からいうと「いるにはいる」です!
ただ他の選択肢と違い人数はとても少なく海外就職をする人はほとんど
「就職先の国の国籍やグリーンカードを持いる」状態です。
なので必然的にSP2の学生が帰国して就職するというスタイルが多く、SP1の学生がビザをサポートしてもらってまで就職するというケースはあまりありません。
まとめ
国際教養学部生は他学部の学生と比べていろいろな進路に進んでいく人がいます。
また学部の特性上、卒業後海外にでていく人も数多くいます。
私自身も入学したときはまさか海外就職をするなんて思っていませんでしたが、インターナショナルな友人や留学を経て今の進路に至ったと考えると「国際教養学部に来てよかった」と思います。
また「海外就職をする!」と準備を始めた際にも周りの友人や教授がとても協力的だったのがすごく印象的でした。
SILS生であることは「進学・国内就職・海外就職」どの道を選んだとしても他学部と比べてマイナスになることはない、むしろプラスに働くこともあると思います!