まったりコーヒーブログ

早稲田大学国際教養学部卒業後、デンマークの会社に就職!

新卒海外就職!仕事未経験でもヨーロッパで仕事を見つけるためにしたことを紹介!

先日念願の内定を在ヨーロッパ企業からいただきました。
2020年の2月くらいに海外就職を決心してから、
1年ほどたちやっとのことで内定を頂き、とりあえず就職先が決まり一安心!


60~70社ほどに応募し、4社ほどと面接してその中で
やっておいて良かったこと」をいくつか発見したのでシェアしたいと思います。


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国際教養学部は就活に不利?




海外就職<準備編>

 

・LinkedInのアカウント作成

・就活用のメールアドレス作成

・英語のCVとカバーレター作成

インターンシップ(新卒なので)

 

他にも色々したような気がしますが、

とりあえずパッと思い出せるのはこれくらいです。
具体的に一つずつ詳しく説明しようと思います↓↓

 

LinkedInのアカウント作成

海外就職を考えたら一番最初やるべきなのはコレかなと思います。
日本だとまだあんまりメジャーではないですが、ヨーロッパでの就職を考えているなら登録しないのは損です。

プレミアムアカウントはお金があれば、、、っていう感じですけど。

LinkedInに登録して良かったことといえば、

1.求人の数が多い

前述したように、日本では最近やっと聞くようになってきたというレベルのLinkedInですが、ヨーロッパや北米の求人はすごく多いです。

求人の内容も、フリーの日本語教師・カスタマーサポートから日本市場のマネージャーなど多種多様でどのキャリアレベルでも仕事が見つかるのではないかと思います。

 


2.地域別に求人を見れる

次に良かったのが、国別だけではなく地域別で求人を探せることです。
もしも、移住先や就職先の国が決まっているのなら特に関係のない機能なのですが、

私のように
希望国はあるけど、とりあえずヨーロッパに行って仕事をしたい!」という方は
欧州経済領域」や「オランダ・ベルギー・ルクセンブルク
「ドイツ・オーストリア・スイス」など国をまたいで検索することができるので
便利です!

その点Indeedは国別でしか見れないため、いちいち違うサイトに行かないといけないためちょっと不便でした(笑)



3.リクルーターからメッセージが届く

次にLinkedInのアカウントを作って良かったなと思ったのは、
リクルーターから直接連絡が届くところです。

私は実際にこの方法で国内の外資系企業から内々定を頂きました。(最終的に取り消されましたが…笑)

その会社以外にもマレーシアやオランダのフリーランサーの方から
「一緒に仕事しませんか?」的な連絡をいただきました。


職種的には日本語のカスタマーサポート・日本語のチェック軽い翻訳系のものが多かったですが、マーケターのジュニア・アソシエイトのポジションの紹介などもあるので、やはり登録しておいて損はないです。


就活用のメールアドレスの作成

次にやっておいてよかったと感じたのは就活用のメールアドレス(Googleアカウント)の作成です。

実際就活用のメールアドレスを必ず作らなくてはいけないわけではないですが、
誤送や見落としを防ぐためにも、普段使いのアドレスと就活用アドレスは分けておいた方がいいです。

また、新たにGoogleアカウントを作成すれば

スプレッドシートで応募管理
・ドキュメントで履歴書・カバーレター管理

などもまとめて行えるので便利です。

ちなみにメールアドレスは「yamada-taro@ドメイン」のような無難な奴にしておいた方が恥ずかしくないのでおすすめ!

 

CVとカバーレターの準備

CVとカバーレターがないと就活できないので応募前に必ず作成しますが、
これが一番面倒くさい!!


特に私にとってはカバーレターを書くのが苦痛で書くたびに
「これってCVに書いてあることを長ったらしく書いてるだけなんだけどな…」
と思っていました。

ただカバーレターは必須ではないところが多いので、
基本的には内容一緒で会社によって単語を変えるなどで対応しました。


CVはWordのテンプレートやインターネット上のテンプレをまねしましたが、
正直一番最初のCVは下手くそすぎてもはや黒歴史っていう感じです。


CVバージョン2はインド人の友達にガッツリ添削してもらいました!
(インドで小さな会社を経営しているMaster's degreeがある超優秀な方です)

添削なしのCVも何回か提出したのですが、
一回も書類通過しなかったあので、
三者(自分より英語できて職歴ある人)に一度確認してもらうのは大事だなと思います。

いま自分で書いた最初のCVを見ると
ゴチャゴチャしていてわかりづらい上に、なにを伝えたいのかいまいちわからない」なと感じたのでチェックしてもらうのはすごく大切です!

 
友達にチェックしてくれる人がいない場合には
学校の英語の先生やオンライン英会話の先生などでもいいと思います!


職歴のためにインターンをする!

 新卒はぶっちゃけ海外就職においてめちゃくちゃ不利です!
それは日本人だからというわけではなく、即戦力にならないからです。

何人かインターン経験なしで新卒海外就職を成功させた方を見ましたが、
ぶっちゃけうらやましい(笑)

コロナ前の経済活動が活発で求人もとても多い時期なら、
できたのかたと思いますがコロナ禍、コロナ後は厳しいかなと思います。

おすすめなのは長期インターンですが、時間に余裕があるなら短期のインターンから始めて経験を積んだり色々知っていくのもありだと思います。

 
おすすめなインターンとしては
1.海外インターン(長期)
2.国内インターン(長期)←私はこれでした!
3.海外インターン(短期)←人脈作りメイン


↓ 私は参加しませんでしたが、こういうのに参加して人脈広げるのも時間が許せばありだと思います。

ミッション実践型インターンシップ『グロキャン!』

できるのなら自分が行きたい国でやりたい職歴のインターンを最低半年するのがおすすめです!

インターンをする目的は「職歴づくり」と「人脈づくり」なので
自分が目指している業界や職種に応じて自分に合ったインターンをするとのちのち
役に立ちますよ!

海外就活<応募・面接編>

書類選考にコツはあんまりない


準備が整ったら早速求人を探して応募するわけですが、
職歴のない新卒大学生だとそもそも書類選考すら通過しません泣

私も応募し始めに「書類がそもそも通らない」という状況が半年ほど続きました!
いろいろな会社に応募する中で、
連絡は来ない、お祈りメールの連続で一時期一切の応募をやめてしまったことがあります。

選考基準は実際不透明で、
「未経験可」の求人でも音沙汰がないことがあれば、
「1~3年の経験が必須」な求人からいいお返事を貰えたこともあります。

そもそもHRや会社の特性や求めている人材がそれぞれ違うのに
そもそもどこの会社にも通じるコツはないと思うので、
ひたすら

・自分の条件に合う求人に片っ端から送りまくる
・履歴書を微調整する
・同じ会社でも2回くらいは送る

ということを行ってました

自分の条件に合う求人に片っ端から送りまくる

色々な人のブログやYoutubeを見てきましたが、
みなさん最低でも50社、多い人だと200社くらい応募していたので
やはりそのくらいは覚悟しておかないといけないと思います。
私は運よく80社くらいで内定をいただくことができましたが、

欧州全体で「Japanese required」「Japanese is a big plus」など
書いてある求人には基本応募していました!


履歴書を微調整する

そして量も大事なのですが、それと同時に送る履歴書の質も大事です!
いちいち新しい履歴書を書く必要はないと思いますが、
少しだけ文言を変えたりするくらいの微調整はするべきだと思います!

私はめんどくさくてLinkedinのEasy Applyを使う時以外は、
職歴の部分を「学生団体でイベントを主催した経験」か「化粧品凖美容部員アルバイト」で応募する仕事に合うように変えてました。

実際どれだけ効果があるのかわかりませんが、
「これぐらいの微調整でもし書類通過しやすくなるのなら、やるか!」という
気持ちでやってました。
 

 面接の準備は何をする!?

書類が通ったらほとんどもれなく面接をするのですが、
これが一番大切かつ難しいんですよね、、、、。

私は面接は4回ほどしかしてない上にそのうち2回は日本語メインの面接でしたが、
色々わかる範囲で書いていこうと思います。

・1度目の面接

はじめて面接をしたのはドイツのマーケティングの会社です。
日本の顧客ができるとのことで、「日本語ネイティブでマーケティングや広告運用についての知識・実務経験がある人」をさがしていました。

経験年数についてはジュニアポジションのため、0~3年でなくても大丈夫ということでした。

はじめての面接だったのですごく緊張していたため、
どんなことを聞かれたのかあまり覚えていないのが正直なところですが、
いくつか印象に残った質問は

・エクセルはどれくらい使えますか?知っている関数は?
→面接を受けた当時日本語でのExcel関数を英語でFormulaというのを知らず、
 「ん!?フォーミュラって何のこと?」と思いながら曖昧な返事をしました。

ちなみにその当時はSUM関数・COUNTIF・IFERRORくらいしか知りませんでしたので、
質問の意味が分かっていても受かっていたかどうかは微妙だと思います。

インターンではどんな仕事をしていましたか?
→応募した職種と私が当時していたインターンがとても共通点が多かったので、
 インターンでどのような仕事をしていたのか深く聞かれました。
 「仕事でクリエイティブ管理をやっているけど、具体的には何をしているの?」
 「managing adsって書いてあるけど予算管理もあなたの仕事?」
 「今のインターンのやりがいは?何が一番楽しい?」
 「Google AnalyticsやTableauは使える?どんなことができる?」
などめちゃくちゃ根掘りはぼり聞かれました。

・私たちの会社について知っていることは?
→WEB広告やWEBマーケティングをやっている会社ということしか知らず、それしか言えませんでした。ほかにもウェビナーやECサイトの最適化のためのコンサルなどもしてしているようです。


最終的に個々の面接は落ちてしまったのですが、落ちた原因としては

・ビジネスの語彙不足
インターンの内容を上手に説明できなかった
・相手の会社についての知識不足

がメインだと思います。


面接の準備はもちろんしたのですが、足りなかったというのが現状です。

英語にもともと苦手意識が少なく語彙などきちんと調べなかったため、
面接であたふたしてしまいより緊張する結果になりました。

自分では十分に調べたと思っていても、
「この人を雇って会社にどのような利益をもたらすのか?」という視点で
自分の能力や会社との接点を見出すことができていなかったと思います。


新卒でたった数か月のインターン経験で、
自分がどのような価値をもたらせるかについて一人で考えるのはとても大変でした。

なので新卒ならインフルエンサー先や学校の教授などに相談に乗ってもらうの
も手だなと思います!

ここまで色々と面接の失敗談ばかり書いてきましたが、
面接でいくつか反応が良かったこともあったのでちょっと紹介したいと思います。

1.英語が上手に話せること!

→大学4年間、英語ネイティブ・帰国子女・インター出身者に揉まれてきた時間は無駄ではなかったなと感じました(笑)
ビジネスの語彙はまだまだ発展途上ですが、
理解力や丁寧な言い回しなどは慣れていたため、
お世辞半分かなとは思いますが、面接した人に
「英語スゴイ上手だね!どうやって勉強したの?」といってもらえました!

2.ドイツ語ができる、ドイツ留学経験があること

→ドイツの会社を受けた時はもちろんですが、
その他の国の面接でもアイスブレイクなどで話したりして盛り上がりました!
フランスの会社と面接したときに「なんでフランス語ではなく、ドイツ語にしたの?」とめちゃくちゃ聞かれました(笑)

長く書いてしまいましたが、面接はぶっちゃけ
「回数をこなせばこなすほどうまくできるようになる」と感じました。
基本的に聞かれることは似ていて、振り返りをすることで時間に経験が生かせると思います!


急に英語力を上げたり、新しい職歴を得たりするのは難しですが
答え方一つで印象は変えることはできると思うので振り返ってみるのはとても大事です。



まとめ

新卒で海外就活、しかもヨーロッパは本当に今振り返ると「無謀なことをしたな~」と思います。

私が良い条件の仕事を見つけて働くことができたのは半分は運だなと感じています。
就活をしていく中で、
「あなたの経歴は十分だけどもっと条件のいい人がいたので採用できません」
 といわれたりしました。

応募してきた人と時期・ビザなどなど、
海外就職は国内で仕事を探すよりも多くの要素が採用に絡んでくるので一筋縄ではいきません。

日本では受かっていたようなポジションに落ちてしまうこともあると思うのですが、
逆に海外だからこそできる仕事もあると思います。

海外就職のコツはつき詰めると
「無理しすぎずにマイペースで続けること」です!

大変だと思ったら休んで良いし、
時間が経てば新しい募集が出ているので無理せずに続けていれば何かしら見つかると思います。


オススメ記事↓↓

 

www.kkrjnfive.com

 




早稲田大学国際教養学部生「卒業後の進路」はどんな感じ?SILSは就活で不利になるの?

ずっと下書きばかり増えて記事を投稿していなかったのです。
気づいたら大学4年生の最後の授業も終わって、あとは卒業を待つだけになってしまいました。

 

そこで今回は早稲田SILS生の卒業後の進路についてと個人的な進路の話について書こうかなと思います!

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SILS生の卒業後の進路事情

就職状況はどんな感じ?

実際に就職する人はどのくらいいるの⁉

国際教養学部生で実際に卒業後に新卒で働き始める人は卒業生のおよそ72%ほどだそうです。

 (参照↓↓)

www.waseda.jp



文系の看板学部の政治経済学部は91%の学生が就職を選んでいるのと比べると就職する人は比較的少ないです。

しかし就職先にはGoogleAmazonなども外資系企業がチラホラある上、
日系大手企業も名を連ねているので就職活動がやりづらい学部というわけでは全くありません

私自身は(日本で)就職・就活をするという選択肢を取らなかったため
詳しくSILS生の就活事情を書くことはできませんが、友人や先輩を参考にいくつかSILS生らしいなと思った進路や内定の取り方について紹介したいと思います。

SILS生はどうやって内定を取るのか?

1.留学後普通に就活する

多くの国際教養学部生は2年生の秋学期から3年生の春学期まで留学をしています。
そのため就活解禁前に日本で準備をする機関が他の学部と比べて少なくなってしまいがちです。

しかし、ほとんどのSP1の学生は他学部の学生と同じように就活して内定をGETしています。

2年秋学期から3年春学期にかけて留学していた私の友人たちも、帰国したらすぐに企業説明会に行ったり、帰国前からインターンシップに応募したりしていました。

留学の終了と就活開始が若干被るため帰国してからとても忙しそうでしたが、
忙しいくらい準備して計画を立てていた友人は超有名外資コンサルに就職してたので、「就活は忙しいけど不利ではない」が国際教養学部スタイルだと思います。


2.ボストン/ロンドンキャリアフォーラムに参加


英語ができる学生や国際志向の学生の間では超有名なキャリアフォーラムのいわゆる「ロンキャリとボスキャリ」は国際教養学部生の中でも有名です。

そこで内定を取れるかどうかは別として、ロンキャリ・ボスキャリに参加するSILS生はとても多いです。(他学部と比較して)

詳しいことはわかりませんが、留学後すぐな上に事前に履歴書を用意して、航空券・宿泊先の手配なども行わなくてはいけないので大変そうです。

(私はは留学帰国直後でめちゃくちゃ金欠だったので行きませんでした。親がポーンとお金出してくれてる子がうらやましかった(笑))

実際に帰国後に内々定もらっている人もチラホラいたので、自信があるなら行く価値はあるかなと、、、。

ただ「授業を休む」「お金がかかる」「準備が大変」という理由で行かない人も沢山いました。

個人的には、自分はそこで内定取れそうにもなかったのでいかなくてよかったと思ってます。

 

3.インターンを経て就職する人もいる

SILS生の中でも特に海外経験の多いSP1やSP2の学生に多いのが「インターンを経てフルタイムで就職」という方法です。

 この方法は主に外資系企業やベンチャー・スタートアップへの就職を目指す人には一番良い方法かなと思います。

私も広い意味ではこの枠に入る気がします。

この就職方法は大きく分けて2つの種類があります。

  1. インターンを経てインターン先に就職する方法
  2. インターンを経て他社に就職する方法


です。


特に(1)の方法は在日外資系企業に就職をしたい人にとっては王道なので、在学中からLinkedInなどでインターン情報に目を通しておきましょう!


進学状況はどうなってるの?

国際教養学部の特徴の一つに大学院に進学する人が比較的多いというのもあると思います。

特にSP2の正規留学生は日本に残ったり、母国に帰ったりしながら勉強を続ける人が多い印象です。

私の友人も5人ほど日本や海外の大学院に進学する人がいます。
国際教養学部のいいところは英語でほとんどのプログラムが行われているため、海外大学院への進学のハードルが比較的低く感じられることです。


もちろん海外大学院進学は一筋縄ではいきませんが、
SILSから海外進学を目指す場合は「進学するのに必要な水準の英語力」は
日々の課題や授業をこなしていくうちに身に付けることができるので
海外進学がしやすいのではないでしょうか?


ちなみに、SILS生の進学先は早稲田大学・国際学術院が多いような気がします(私の友人の中にそこに進学する人が多いだけかも、、、)

その他にもアメリカ・イギリスをはじめとする英語圏海外大学院やその他ヨーロッパ諸国の大学院に進学している人も多いです。
一人知り合いに非英語圏に進学した人がいましたが、その人はめちゃくちゃ二外を頑張っていました。

進学先参照:

www.waseda.jp



海外就職をする人はいるの?

 結論からいうと「いるにはいる」です!
ただ他の選択肢と違い人数はとても少なく海外就職をする人はほとんど
就職先の国の国籍やグリーンカードを持いる」状態です。

なので必然的にSP2の学生が帰国して就職するというスタイルが多く、SP1の学生がビザをサポートしてもらってまで就職するというケースはあまりありません。


まとめ

 国際教養学部生は他学部の学生と比べていろいろな進路に進んでいく人がいます。
また学部の特性上、卒業後海外にでていく人も数多くいます。


私自身も入学したときはまさか海外就職をするなんて思っていませんでしたが、インターナショナルな友人や留学を経て今の進路に至ったと考えると「国際教養学部に来てよかった」と思います。

また「海外就職をする!」と準備を始めた際にも周りの友人や教授がとても協力的だったのがすごく印象的でした。


SILS生であることは「進学・国内就職・海外就職」どの道を選んだとしても他学部と比べてマイナスになることはない、むしろプラスに働くこともあると思います!


早稲田大学SILSで留学後の学校生活はどうなるの?就活やゼミはどうなるの?

早稲田大学国際教養学部(通称SILS)の3年生になりましたチェスです!!

 

留学から帰ってきて気づいたら3年生になっていました!

3年生といえば大学生活も後半で多くの学生が就活やゼミでの活動などに取り掛かり始めます。

早稲田大学SILSもそこは同じですが、SILSがほかの一般学生と違うところは多くの学生が2年生の後期から三年の前期まで留学に行っている事です。

 

今回は国際教養学部の学生の留学後の大学生活についてお伝えできればとお思います。

 

 

 

((ここに脚注を書きますこの記事では早稲田大学国際教養学部で2年生の後半から3年生の前半までに留学に行った人を参考に書いています!))

 

 

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就職活動

時期によってはちょっと忙しい

留学と行っても行く国によって帰国の時期がとてもちがいます。

 

アメリカに留学していた人達は大体5〜6月ごろに留学を終えて日本に帰ってきます。

そのため、多くの人は留学に行ってない人と同じくらい余裕を持って始められるかと思います。

中にはアメリカ留学から帰ってきた後、外国や日本で長期のインターンシップをしていたひとなどもいるようです。

 

 

ヨーロッパに留学していた人は国にもよりますが6〜7月の間に帰ってくる人が多いようです。

意識の高い人は帰ってきてからすぐにインターンシップを始める人もいますが、多くの人が長期のインターンシップには参加せず就職活動を始めます。

 

しかし多くの学生は企業説明会や1DAYインターンシップなどに参加してから、本格的に就職活動を始めています。 

大体の場合は問題ない

多くの先輩は大体夏前〜夏頃には就職活動を終えているようなので、留学に行ったからと行って特別不利になるわけではないと思います。

 

特にSILSの場合は留学経験に加え、4年間の学部生活で鍛えられた英語力や人によっては第三外国語などのアピールポイントなどがあるのであまり苦労しているようには見えませんでした(個人的な意見ですが笑)

 

まだ就活を本格的に始めた訳ではないので特に詳しく書けないので、就活を始めて色々わかってきたらまた就活に関する記事を出そうと思います。

友人関係

関係が希薄になる

多くの人が行っているのが留学から帰ってくると友人関係が変化しているということです。

特に今までちょっと話をするだけというような関係性だった友達とは話さなくなり、よっ友とは挨拶をしなくなり無視しだす、、、。のような感じになります。

 

もちろん原因は留学だけではなく、就活が始まって忙しくなったり勉強にもっと時間を咲くようになったりするなど、友達と過ごす時間自体が減っていってしまうということもあります。

ゼミが始まって新しい友達ができる

3年生になるとゼミが始まります。

ゼミとは自分が興味のある分野について学ぶために比較的少人数のクラスでディスカッションなどを中心に進められる授業のことです。

 

国際教養学部では1年性からFirst Year Seminarがあり2年生になってもゼミがありますが、3年生から始まるゼミは4年生の後期までずっと同じメンバーで続けていくため、とても親しい友達ができるようです。

 

また今まで知り合いではなかった人と同じゼミに入ったとしても、ゼミ合宿や飲み会などを通して仲良くなれるので心配ありません。 

学業

意識が高くなる

留学先では色々な影響を受けますが、その中でも私が一番留学前と留学後で変わったと思うのは学業への意識です。

 

日本では大学はどちらかというとゴールでいい大学に入れれば将来安泰という風潮が強いですが、海外では大学でどれだけいい成績を修めたか(あるいは大学名と成績両方)が重視されます。

 

そのため大学に入ったらゴールではなく大学に入ってからが真剣勝負です。

そのため試験前は図書館にこもって一日中勉強したり、レポートの提出やプレゼン準備に追われたりしています。

 

交換留学生も例外ではありません。

私もドイツに留学していた1年間は学期末はテストの準備とレポート作成に追われ、学期中にはプレゼンの準備をしたりとなにかと勉強する時間が留学前よりも増えました。

 

そのため日本に帰ってきてからも、留学前以上に授業に対する意識が高くなったと感じています。

 

またSILSでは多くの学生が同じタイミングで留学に行きみんな同じように意識が高くなって帰ってくるので、帰国後に『周りと意識の差があって浮いてしまう』というようなことが起こりづらいです。

 

 

 まとめ

今回は留学後に感じた留学前との学生生活の違いについてまとめてみました。

 

このほかにも大学に行く意味に疑問を感じて休学している学生や時には私費でもう一年留学してしまう人もいるようです。

 

留学後の学生生活を一言でまとめると自由!!!

 

多くの学生が留学先で日本以外の価値観に触れてより自由や違う考え方をするようになって帰ってくるので、人それぞれ好きなことをしているというのがまとめです笑笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

留学前に知っておきたい日本とドイツの違い!

先日およそ1年間のドイツ留学から帰ってきましたチェスです!

 

たったの1年間でしたが自分の人生の中で最も濃い一年間でした、今回はその留学生活の中で私が留学前に知っていれえばよかったと感じたヨーロッパ(主にドイツ)と日本の違いを紹介していきたいと思います!!

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パーティには誰が来るかわからない

ヨーロッパの人たちって日本人よりもパーティーを良くするイメージがありませんか?

あながちそのイメージは間違いでは無いと思います。

日本では女子会や合コン、ゼミの飲み会などとそれぞれ来る人たちが限られている飲み会(パーティー)が一般的ですが、ドイツではパーティーは行ってみないと誰が来るかはわからないというのが常です。

大体は主催者の友達、その友達の友達やパートナーなどですが時には主催者すら知らない人たちが来ることもあります。

 

大体カップルの片方がパーティーに呼ばれた場合はもう片方が誘われてなくても、パーティーに一緒に来ることが多く、周りの人もあまり気にしていません。

 

ドイツではナンパなどから付き合いに発展することはごく希なため、シングルの人たちの中にはパーティーに出会いを求めに来ているも何人かいて、自分もシングルの場合主催者があの人シングルだよと教えてくれる場合もあるそうです笑

 

ドイツのパーティーは日本の合コン兼友達とワイワイするというイメージです。

 

誕生日会は自腹で開催

日本で友達と誕生日にご飯を食べに行ったりすると、友達がお店を予約してくれたりおごってもらったりすることがあります。

 

しかしドイツでは全て自分次第!!

誕生日だと友達が知っていても誕生日パーティーを企画したりはしてくれません、全て自分で「いつ」「どこで」私の誕生日パーティーをするから来てと誘いましょう。

 

さらに気をつけたいのがドイツ(ヨーロッパ)には日本と違い、基本的に誕生日パーティーなどでは誘った人がお金を出すという考えの人がいます。

そのためレストランなどで誕生日パーティーをしたい場合には友達の食事代を出したり、飲み物代を出す可能性があるということを頭に入れておきましょう。

 

もちろん全員がそう考えているわけではありませんが、お金がない場合には自分の家でパーティーをして安く済ませましょう。

 

もしも友達の誕生日パーティーに誘われた場合はレストランなどに行くなら、自分できちんと払う準備をして、家などで行われるパーティーの場合には食べ物や飲み物を持参しましょう。

 

 

屋外ならどこで喫煙してもオッケー

ドイツではタバコ一箱1000円程するにもかかわらず、学生を含む多くの人が喫煙しています。

 

ドイツでは歩きタバコは常識!

子供を連れているお母さんまでスパスパタバコを吸っています。

屋内では一貫してタバコが禁止されているにもかかわらず、一歩建物の外に出るとそこはタバコ無法地帯のためレストランのテラス席・学校の校舎の外などで吸っていても誰も咎めません。

 

屋外でも禁煙とされている場所が多い日本と比べると、前を歩いている人が歩きタバコをしていたりして不快に感じることがありますが郷に入っては郷に従えの精神で我慢しましょう。

 

その一方ドイツは健康思考の人も多い国なので、どうしても我慢できない場合に「向こうで吸ってきてくれる」などと声をかけたら快く応じてくれる人が多いです。

 

スーパーの袋は基本紙袋で有料

日本でも最近スーパーのレジ袋を規制する動きが出てきましたが、ドイツは日本の1歩先を進んでいます。

ドイツの大型スーパーではまずプラスチック製の袋を取り扱っていません、ドイツでスーパーの袋といえば紙袋です、一つあたり1ユーロ程です。

意外と高いので多くの人がエコバックを持参しています、また日本ではIKEAなどで手に入るような何度も使えるぶ厚めのプラスチックバッグも売っています。

 

他にもその町にちなんだデザインのトートバッグなども売っていたりして、エコバッグを持ち歩くのが楽しくなるような工夫に富んでいます。

 

ドイツでは学生・主婦問わずみんながエコバッグを持ち歩いているので、お土産に持っていくと喜ばれるかもしれません。

ICEは早めに予約するほどお得!

ドイツの新幹線的存在のICE(イーツェーエーと読みます)は日本の新幹線と違い早めに予約すればするほどお得です。

 

例えばハノーファーからベルリンまでのチケットを3日前に予約すると最安値でも60ユーロかかりますが、一週間前だと25ユーロですみます。

 

もちろん8月や3月・クリスマス休暇中などの多くの人が利用する月は普段より、値段が高くなりますがそれでも早く予約すると直前に予約するのの半分くらいの値段で買えることがあります。

 

ちなみに普通列車はいつ予約しても値段は一緒です。

これは日本と変わらないですね。

 

大学生活を退屈に感じた大学生、留学前の学生におすすめの本!「世界がもし100人の村だったら」

2018年の9月から始まった留学生活もあと1か月を切ってしまいました。

留学の始めのほうは何もかもが新しく見えて、毎日ドキドキ・ハラハラと過ごしていましたが、10か月もいると飽きてきてしまいます。

 

多くの大学生にとって、大学生活も同じようなのではないでしょうか?

入学当初は新しい環境に胸を躍らせていたけど、次第に目新しさもなくなり段々とつまらなくなっていったりすることが良くあると思います。

 

そんな大学生にお勧めする本は世界がもし100人の村だったらです。

 

 

 

 

 

100人の村でのあなたはどこにいるのか

大学生であるということ

 この100人の村の中では大学に行って勉強できる人はたったの一人しかいないのです。

あなたがもしこの村の住人であるとしたら、あなたは最も恵まれた環境にいるうちの一人です。なぜなら残りの99人は大学には行っていない・行きたくてもいけない状況だからです。

 

 

 

 

私がこの本を読んで感じたこと

 

私がこの本を読んで一番最初に感じたことは「留学なんてして自分って贅沢」と「世界について知らない事ばかり」ということでした。

 

留学中に友達のインスタグラムを見て「めっちゃ旅行してていいな、親がめちゃくちゃお金持ちだからか」とか思うことが度々ありました。

たしかに、早稲田大学に通っていると親がとてもお金持ちだからお金で苦労なんてしたことない人にとてもよく会いますし、私の家は毎年家族全員で海外旅行に行けるほど稼ぎがあるわけではないようですが。笑

 

 

しかし考えてみれば、私は奨学金を借りないで大学に(しかも私立)通うことができ、おまけに留学までさせてもらっている。そういったことを考えると恵まれてない・貧乏だなんて口が裂けても言えないと感じます。

 

留学先や大学で様々なバックグラウンドを持った人たちと出会うことができました。

その中で感じたことは大学教育はどの国でも高価な物であり、だれもが手にすることのできるものではないということです。

 

高価なものであるからこそ、その価値に見合った経験を大学生活で得るべきなのではないのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

キム・カーダシアンとケイティ・ペリーの違いに見る「文化の盗用」と「文化の引用」のボーダーライン

先日からアメリカのセレブリティ、キム・カーダシアン・ウェストさんが自身の補正下着ブランドの名前をKIMONOとし商標登録しようとしたことで話題になっています。

(幸いなことに、ブランド名は変更されるようですが)

 

何かと最近、「文化の盗用」「ホワイトウォッシング」などの用語がよく用いられ話題になります、では一体どこからが「文化の盗用」でどこからが「文化の引用」ものとなるのでしょう。

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文化に対する理解と尊敬

「文化の盗用」

キム・カーダシアンが世間から「文化の盗用である」とたたかれている理由の一つは、そもそも着物への理解がいかにも浅はかに見えるということです。

何かしら和風な服を売っているブランドの名前が”KIMONO”なら多くの人はある程度の理解を示したのではないかと思いますが、補正下着と着物とは全く違う種類のの服です。

 

 ドレスを着るときにボッキュンボンに見えるために着る補正下着の名前が”KIMONO”というのは尊敬や理解がないどころの話しではなく、まったくもって理解する気すらない・差別的だと捉えられるわけです。

 

さらにアメリカで商標登録されてしまっていたら”KIMONO"という言葉がアメリカ国内でキム・カーダシアンに独占的に使われることになってしまうという事態になってしまうところでした。

 また、もともとよく知られている”KIMONO”という言葉が違うイメージとともに広がり多くの人の”KIMONO”の認識が=補正下着(キム・カーダシアンのブランド)となる不安や、”KIMONO”という言葉の元からの認知度によって多くの利益を上げる(キム・カーダシアンによる”KIMONO”という言葉における利益の独占が起こる)のではないかとも言われていました。

 

キム・カーダシアンの主な問題点は

  1. 日本文化や着物への知識・理解などがないまま商標登録しようとした
  2. 自分の商品が着物とは似ても似つかない物でありながら”KIMONO”という名前を使用しようとした

 

という2点です。

 

まったく日本文化や着物への尊敬や理解もなく、有名である”KIMONO”という言葉だけを自分の利益のために使用しようとした姿勢は「文化の盗用」といえるでしょう。

 

 

「文化の引用」

 

数年前に似たような問題で「文化の盗用」としてケイティ・ペリーが世間からバッシングを受けました。

 

ケイティ・ペリーは2013年のアメリカン・ミュージック・アワードにていわゆる芸者パフォーマンスをし新聞などで人種差別だと騒がれたようです。

 

しかし主に騒がれたのはアメリカ国内などで、日本国内ではなせ「人種差別になるのかがわからない」というような声が 多いようでした。

 

確かにケイティ・ペリーの服装はきちんとした着物のようではなくチャイナドレスのようなデザインにも見えますが、その他の鳥居などはとても日本的です。

またケイティ・ペリーはお忍びで来日してしまうほどの親日家であり、ライブパフォーマンスからも日本文化からインスパイアされたとみて取れます。

  

ケイティ・ペリーとキム・カーダシアンの一番の違いは引用・盗用した文化へのリスペクトです。

多少変ではあれど日本らしさがうかがえるケイティのパフォーマンスや衣装は日本文化や着物へ理解やリスペクトなどのポジティブな点がみて取れます。

一方、キム・カーダシアンは”着物”という本来日本的であるはずの言葉よりも自分の商品・利益に重きを置き、本物の着物には無関心であるといえます。

 

これらがケイティ・ペリーとキム・カーダシアンの違いであり、「文化の引用」と「文化の違い」と言えるのではないでしょうか。

他人種が違う文化を扱うだけで差別主義者になる時代

 近年は「多様性」という言葉の下に他人種が自分たち以外の文化を取り扱うということに関して敏感になりすぎているのではないかと感じます。

 

 こうのようなことで人種差別主義者扱いされる人のなかにいは、ただ純粋に「自分が生まれ育った文化とは違うもとについて知りたい」という好奇心で動いている人非人種差別的な人もいるのです。

 

自分が育った以外の文化を深く知り理解しようとすることが真の多様性ではないのでしょうか。

 このような過激かつ敏感過ぎる人種差別が広がっていくのことをとても恐怖に感じます。

多くの人が自分の文化が盗用されたではなく引用されたと思えるように、世界中でそれぞれの文化への正しい理解と受け手の前向きなとらえ方が広がればと思います。

 

 

英語の発音は大事!だけどすべてではないというお話

 

 

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発音ってそんなに大事か??

 

みなさんお疲れ様です。

留学生活もあと二か月を切ってしまいました。

 

ドイツに来ているのですが、周りにいる人とは主に英語で話しています(ドイツ語が上達しないわけだ笑)

ほとんどの友達は英語ネイティブではなく、

  • ドイツ語のほうが得意だけど英語も話せる
  • ドイツ語全く分からないけど英語は話せる
  • 英語とドイツ語なら英語のほうが得意・英語もあんまり得意じゃないけど話すしかない、、、
 
等々レベルは様々です。

 

そして発音も様々です。

発音って本当に国によってさまざまでめちゃくちゃな人とかも多いんですけど、めちゃくちゃな発音でも意外と伝わっちゃうんですよね。

 

前置きが長くなりましたが、今回は日本人が気にしがちな英語の発音が実際にどれくらい大切なのかについて私が留学中に感じたことを発信したいと思います。

 

 

 

発音の良さは”最低限”でいい

 

英語学習についてインターネットで検索してみると、発音についての悩みなどをよく見かけます。

 

私も英語を学び始めて最初のほうは「ネイティブのような発音」を目指していましたが、英語が得意になれば得意になるほど「ネイティブのような発音」の重要度はさがっていきました。

 

その代わりに「自分が発音できて相手が理解できる」ということに重点を置くようになりました。

自分がリズム・苦手な音は練習する

英語が母国語でない限り必ず苦手な音や発音できない音、・英語のリズムなどでで苦労すると思います。

その時に考えてほしいのが、その音は自分だけ(または日本語話者)が発音できないのか、その他の国から来ている人も苦手なのか考えてみましょう。

 

例えば英語の”TH”の発音は日本人にとって難しい発音のひとつだと思いますが、結構いろいろな国の人がこの音が苦手や発音できていないらしいです(ネイティブの友達によると)。

 

しかしLとRがの発音に問題がある人はあまり多くないです、そのため意識してLとRは発音したほうが「相手にとって理解しやすい発音」になります。

みんなが苦手な発音は突き詰めない

色々な国の人が苦手な発音は突き詰めてネイティブのように発音できるようになろうとする必要はないと思います。

 

例えば前述したように英語の”TH”の発音ができる人はあまり多くないです。(私があってきた人たちの中では)。

日本人より英語が得意なドイツ人でもTHの発音はとても苦労しているようで、「この前The Game Of Thrownsが発音が伝わらなくて、3回くらい発音しなおしたよ」と笑いながら話していました。

 他にもロシア人の友人は発音できないから”D”で発音していると堂々としていたりして様々ですが、いままでコミュニケーションに困ったことはないです。

 

 みんなが苦手な発音というのはそれだけいろいろな人が似た音で代用しているということで、そして多くの人がその音の代用に慣れているということになります。

THの音ならT、DやSの音などで発音している人が多くいます。

つまりTHの音が発音できなくても上に書いた音で発音すればわかってもらえる事が多いということです。

はっきりゆっくり話す

 私が英語を話すうえで一番大切だと思っていることは、はっきりゆっくりと話すことです。

 

どんなに速くかっこよくネイティブの人のように話せたところで、話している相手があなたのことが理解できていないのであればそれはコミュニケーションとは呼べずただの自己満足です。

 

英語を話すことの(英語でコミュニケーションをとること)目的は相手に自分の言っていることを理解してもらう・相手の言っていることを理解することです。

理解してもらうためには発音を改善するだけではなく、はっきり・ゆっくりかつ、分かり易く話すことが大事です。

 

 実際に私はドイツに来てネイティブの人たちと会話するよりも、非ネイティブの人と会話をするほうが難易度が低いなと感じました。

その理由が、ネイティブの話すスピードです。

最初のほうはついていけても話し続けるうちに、脳の処理速度が追い付かなくなっていって最終的についていけなくなってしまいます。

 

ネイティブの人たちは発音が完璧であるにも関わらず、早く話しているせいでコミュニケーションが成り立たないのです。

そのため、理解してもらうには発音よりもゆっくり話す・はっきり話すことが大切だと感じます。

 

発音よりも語彙力・文法のほうが大事

 

 多くの人が発音を気にする一つの理由は、発音が一番最初に人気づかれるところだからだと思います。

RやL、THの音が上手に発音ができない時点でネイティブにはネイティブではないことに気づかれてしまいます。

 

しかし、それがどうした!!!ですよ。

 

発音はしょせん外見と一緒です。

もちろんいいに越したことはないけど、中身のほうが大事!

 

 

また語彙や表現が増えることで、発音が苦手な単語を別の表現を使って回避するという方法を使えるようになります(笑)

 

考えてみてください、実際は英語力はあまり高くないのにネイティブのような発音で話せたとして、ネイティブスピーカーだと思われてガンガン話しかけられて何もわからないみたいな状況も起こるかもしれないのです!

 

 逆に、発音で「こいつあんまり英語できなさそうだな~」と思わせて、実はとても語彙や表現がゆたかできちんとした英語が話せるほうがなんかかっこよくないですか?

 

 

一番大事なのは慣れと話す勇気

 

 日本の外に出て英語を話す機会に恵まれて気づいたのですが、英語圏に行かない限り英語を話す相手のほとんどは非ネイティブのひとたちで、レベルも様々ですいちいち誰も細かい発音まで気にしてません、堂々と話しましょう。

 

 

始めは発音に苦労していた単語も何度も発音しているうちに、だんだんと口が慣れてきて発音しやすくなっていきます。 

 一番初めに口に出してみる瞬間は緊張したりしますが、ほんとにわかってもらえなかったら紙に書いたりして、あとから発音を教わればいいのです。

 

 

タイトル通り「発音は大事だけどすべてではない」というのは「相手にそれなりに理解してもらえる発音」を身に付けるまでは発音は練習したほうがいいけど、それ以上は平たくいうと通訳などを目指していない限り無駄ということです。

まとめ

 

英語の発音がどれだけきれいになろうとも、発音はいわば器のようなものに過ぎません。

 

語彙力や文法が足らずに相手に言いたいことが伝えられないほうが、発音が悪く相手に聞き返されるよりも恥ずかしく、もどかしいです。

 

所詮発音は器のようなものなので、最低限の正確さがあれば十分です。

 

無理に発音を良くしようとして発音矯正取り組むよりは語彙力や文法の上達に力を入れたほうが英語力は早く伸びるので、ぜひ語彙・文法優先で英語学習に取り組んでみてくんでいろいろな表現や語彙をアウトプットしてみてください。