まったりコーヒーブログ

早稲田大学国際教養学部卒業後、デンマークの会社に就職!

英語の発音は大事!だけどすべてではないというお話

 

 

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発音ってそんなに大事か??

 

みなさんお疲れ様です。

留学生活もあと二か月を切ってしまいました。

 

ドイツに来ているのですが、周りにいる人とは主に英語で話しています(ドイツ語が上達しないわけだ笑)

ほとんどの友達は英語ネイティブではなく、

  • ドイツ語のほうが得意だけど英語も話せる
  • ドイツ語全く分からないけど英語は話せる
  • 英語とドイツ語なら英語のほうが得意・英語もあんまり得意じゃないけど話すしかない、、、
 
等々レベルは様々です。

 

そして発音も様々です。

発音って本当に国によってさまざまでめちゃくちゃな人とかも多いんですけど、めちゃくちゃな発音でも意外と伝わっちゃうんですよね。

 

前置きが長くなりましたが、今回は日本人が気にしがちな英語の発音が実際にどれくらい大切なのかについて私が留学中に感じたことを発信したいと思います。

 

 

 

発音の良さは”最低限”でいい

 

英語学習についてインターネットで検索してみると、発音についての悩みなどをよく見かけます。

 

私も英語を学び始めて最初のほうは「ネイティブのような発音」を目指していましたが、英語が得意になれば得意になるほど「ネイティブのような発音」の重要度はさがっていきました。

 

その代わりに「自分が発音できて相手が理解できる」ということに重点を置くようになりました。

自分がリズム・苦手な音は練習する

英語が母国語でない限り必ず苦手な音や発音できない音、・英語のリズムなどでで苦労すると思います。

その時に考えてほしいのが、その音は自分だけ(または日本語話者)が発音できないのか、その他の国から来ている人も苦手なのか考えてみましょう。

 

例えば英語の”TH”の発音は日本人にとって難しい発音のひとつだと思いますが、結構いろいろな国の人がこの音が苦手や発音できていないらしいです(ネイティブの友達によると)。

 

しかしLとRがの発音に問題がある人はあまり多くないです、そのため意識してLとRは発音したほうが「相手にとって理解しやすい発音」になります。

みんなが苦手な発音は突き詰めない

色々な国の人が苦手な発音は突き詰めてネイティブのように発音できるようになろうとする必要はないと思います。

 

例えば前述したように英語の”TH”の発音ができる人はあまり多くないです。(私があってきた人たちの中では)。

日本人より英語が得意なドイツ人でもTHの発音はとても苦労しているようで、「この前The Game Of Thrownsが発音が伝わらなくて、3回くらい発音しなおしたよ」と笑いながら話していました。

 他にもロシア人の友人は発音できないから”D”で発音していると堂々としていたりして様々ですが、いままでコミュニケーションに困ったことはないです。

 

 みんなが苦手な発音というのはそれだけいろいろな人が似た音で代用しているということで、そして多くの人がその音の代用に慣れているということになります。

THの音ならT、DやSの音などで発音している人が多くいます。

つまりTHの音が発音できなくても上に書いた音で発音すればわかってもらえる事が多いということです。

はっきりゆっくり話す

 私が英語を話すうえで一番大切だと思っていることは、はっきりゆっくりと話すことです。

 

どんなに速くかっこよくネイティブの人のように話せたところで、話している相手があなたのことが理解できていないのであればそれはコミュニケーションとは呼べずただの自己満足です。

 

英語を話すことの(英語でコミュニケーションをとること)目的は相手に自分の言っていることを理解してもらう・相手の言っていることを理解することです。

理解してもらうためには発音を改善するだけではなく、はっきり・ゆっくりかつ、分かり易く話すことが大事です。

 

 実際に私はドイツに来てネイティブの人たちと会話するよりも、非ネイティブの人と会話をするほうが難易度が低いなと感じました。

その理由が、ネイティブの話すスピードです。

最初のほうはついていけても話し続けるうちに、脳の処理速度が追い付かなくなっていって最終的についていけなくなってしまいます。

 

ネイティブの人たちは発音が完璧であるにも関わらず、早く話しているせいでコミュニケーションが成り立たないのです。

そのため、理解してもらうには発音よりもゆっくり話す・はっきり話すことが大切だと感じます。

 

発音よりも語彙力・文法のほうが大事

 

 多くの人が発音を気にする一つの理由は、発音が一番最初に人気づかれるところだからだと思います。

RやL、THの音が上手に発音ができない時点でネイティブにはネイティブではないことに気づかれてしまいます。

 

しかし、それがどうした!!!ですよ。

 

発音はしょせん外見と一緒です。

もちろんいいに越したことはないけど、中身のほうが大事!

 

 

また語彙や表現が増えることで、発音が苦手な単語を別の表現を使って回避するという方法を使えるようになります(笑)

 

考えてみてください、実際は英語力はあまり高くないのにネイティブのような発音で話せたとして、ネイティブスピーカーだと思われてガンガン話しかけられて何もわからないみたいな状況も起こるかもしれないのです!

 

 逆に、発音で「こいつあんまり英語できなさそうだな~」と思わせて、実はとても語彙や表現がゆたかできちんとした英語が話せるほうがなんかかっこよくないですか?

 

 

一番大事なのは慣れと話す勇気

 

 日本の外に出て英語を話す機会に恵まれて気づいたのですが、英語圏に行かない限り英語を話す相手のほとんどは非ネイティブのひとたちで、レベルも様々ですいちいち誰も細かい発音まで気にしてません、堂々と話しましょう。

 

 

始めは発音に苦労していた単語も何度も発音しているうちに、だんだんと口が慣れてきて発音しやすくなっていきます。 

 一番初めに口に出してみる瞬間は緊張したりしますが、ほんとにわかってもらえなかったら紙に書いたりして、あとから発音を教わればいいのです。

 

 

タイトル通り「発音は大事だけどすべてではない」というのは「相手にそれなりに理解してもらえる発音」を身に付けるまでは発音は練習したほうがいいけど、それ以上は平たくいうと通訳などを目指していない限り無駄ということです。

まとめ

 

英語の発音がどれだけきれいになろうとも、発音はいわば器のようなものに過ぎません。

 

語彙力や文法が足らずに相手に言いたいことが伝えられないほうが、発音が悪く相手に聞き返されるよりも恥ずかしく、もどかしいです。

 

所詮発音は器のようなものなので、最低限の正確さがあれば十分です。

 

無理に発音を良くしようとして発音矯正取り組むよりは語彙力や文法の上達に力を入れたほうが英語力は早く伸びるので、ぜひ語彙・文法優先で英語学習に取り組んでみてくんでいろいろな表現や語彙をアウトプットしてみてください。