留学前必読!!海外留学での人種差別などってどんな?留学の現実と心構え
ヨーロッパっなんだか素敵な響きですよね。
私は幼い時から母の影響で「将来絶対ヨーロッパに住む!!」と思いながら過ごしていました。
いまはその夢が叶って一年間という期間限定ではありますがドイツで生活しています、しかし生活してみると日本にいた時は思いつきもしなかったマイナス面がどうしても見えてきてしまいます。
そこで今回はそんな負の面とそれに対する私なりの考え方をシェアしていきたいと思います。
目次
日本はとても便利・丁寧な国
「日本クオリティー」は期待してはいけない
宅配の時間指定ができて、その時に家にいなければ再配達してくれる。
ドイツに来てから日本がなんて便利な国なのか何度も再確認させられます、コンマ一秒でも節約できるようにというぐらいの勢いでなんでも便利になっている日本からくるとドイツでの生活はノロノロで不便です。
電車は普通に遅れる・レジの人は隣のレジの人とおしゃべりしながら接客等々、挙げればきりがありませんがこれが外国に住むことなんだと最近気づきました。
私たちにとって日本の便利さが当たり前なようにドイツ人にとってはこの生活があたりまえで、私一人が不満を言っても絶対に変わらりません。
日本と比べて不満を言い続けても、その国のネガティブ面にしか目がいかずどんどん鬱憤がたまっていきます。
私は今ではドイツのユルユルでマイペースな接客に慣れてしまって時々丁寧に接客されるとビックリしてしまいます。
ぶっきらぼうが当たり前
接客だけではなく、対人関係でドイツ(または欧米人)は冷たいと感じることがあります。
遊びに行かない?と誘っても、「いや、行かない」や「それには興味がない」ときっぱりと断ってくる人が多いです。
これだけガッツリと断られると、正直すこし傷つきます。いまだにこのようにこのように断られるとガッカリしますし、もう少し柔らかい言い方できないのという気持ちにもなります。
しかし「相手がどう思うかを考える」というのを日本ではとても大事にしますが、ドイツでは「自分がやりたいこと」にもっと重点を置いているのではないかと思います。
あなたが嫌い・あなたに興味がないのではなくて、あなたの遊びよりも私が興味あることのほうが楽しいだから今回はあなたと遊びにはいけない、という考え方らしいです。
その考え方は理解できるけど、いい方はもう少し考えてもいいような、、、。
日本人ではなくてアジア人
アジアに興味がない人が大半
アジア人はヨーロッパやアメリカなどの国に何となくあこがれを抱いている人が多いような気がしますよね、私もその一人です。
別になんも悪いことではありません、むしろ全く違う文化を持つ国に興味をもって学ぼうとするのは大事なことです。また日本では世界史などの授業でほかの国について学ぶ機会があります。
しかし、ドイツ人の友達曰く基本がヨーロッパの歴史でアジアについては中国とインドについて少し勉強するだけらしいです。(世界大戦あたりから日本が出てくると言われましたが汗)
私の体感だと10%の欧米人がアジアにとても興味があって、80%が興味がなく残りの10%は差別主義者という感じです。
80%の人たちはとても良い友達にもなりうるし、共通のクラスなどがあったりしてもただの他人で終わることもあります。
ほとんどの人たちは大してフレンドリーではないし、愛想もよくないです。(笑)
またアジア人とはどう接していいのか分からない・そもそもアジア人とは積極的に話そうとしない人はいます、ほとんどの人がはぼ無自覚でやっているのでそう感じたらよほどのことがない限りフェードアウトしましょう(笑)
見た目が違うということ
10%の差別主義者の話をしましょう。
残念ながら、ヨーロッパに長期滞在をして人種差別を受けないのは相当ラッキーじゃない限り無理です。
アジア人の見た目をしている、何か聞きなれない言葉を話している、ただただ見た目が違うというだけで何か意図的に傷つけることばを言われるのは覚悟しておきましょう。
そういう人は残念ながら存在します。
ただ大事なのは、真面目に取り合わないことですほとんどの人が教養がなかったり、アルコールや薬物などでいろいろとおかしかったりします。
*特にクラブやバーに行くと酔っぱらって差別的なことを言ってくるような人が多いように感じます。
真面目に取り合うだけ無駄なので放って置きましょう。
自分自身に対して人種差別をしない
最後に私が思った一番大事なことについて書きたいと思います。
私がとても最近大事な心の持ち方だなと感じているのは自分自身に対して人種差別をしないことです。
どういうことかというと、何か不公平な扱いを受けたときに私がアジア人だから差別したと真っ先に考えないことです。
確かに偶々その人が人種差別主義者だったかもしれませんが、そんなことを知る手段はありません。またその考え方を続けていくことは危険だとも思います。
誰かに少し冷たくされるだけで私がアジア人だから冷たくされた・仲良くしてくれないと考えるのではなく、もっとポジティブに考えたほうが自分の心の負担も軽くなります。
この人はきっと今日はイヤなことがあったのだろうとか、もともと大雑把なひとなのかもしれないと考えるとグッと楽になります。
また自分に対して差別をしていると、ちょっとしたことにも気づいてあの人は私を差別しているという気持ちになってしまいます。
そのせいで友達になれたかもしれない人と友達になれないのは悲しいですよね。
自分の人種や見た目について鈍感でいましょう。
(*ただ普段仲良くしている友達がちょっとひどいジョークとかを言ってきたり、心無いことを言ってきたら「それは傷ついた」や「そのジョークは面白くないし、私にとっては差別的に聞こえる」と伝えるのは大切です。我慢せずに伝えましょう。)
まとめ
今回書いたことは今までの留学生活でいろいろな過程を経て、いろいろな人と話して考えてきたことです。
文化や考え方の違いでどうしても傷ついたり、嫌な気持ちに成ったりすることもありますがそれも自分の成長につながります。
自分にとって大切な人に、意図的ではなく差別的な発言をされたらきちんと伝えるのは大事ですがそうでない限りは大きな心で受け止めましょう。
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